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 磯村兄弟
 

磯村健斗(ピアノ)磯村翔之(ヴァイオリン)、ニュージーランドを拠点に国際的に活動する兄弟デュオ。アメリカ、ドイツ、中国、オーストラリア、マルタ、日本やニュージーランドの様々な場所での演奏経験を持ち、これまでにアカロア国際音楽祭を始め、ハイフェッツ国際音楽祭、メンデルスゾーン国際音楽祭、グバイドゥーリナ音楽祭などに招待される。

 

クラシック音楽のみならず、現代音楽においても、エリーナ・キャッツ=チェルニン(オーストラリア)、ミッシー・マッゾーリ(アメリカ)、チェン・ヤオ(中国)、ベンヤミン・ヌス(ドイツ)、小森俊明(日本)、ギャレス・ファー(ニュージーランド)、タン・シュウ(中国)、など世界各国の作曲家との交流を持ち、世界初演奏や委託など様々な形でのコラボレーションを実現している。磯村ブラザーズのリサイタルプログラムには日本人作曲家の楽曲を積極的に取り入れ、伊福部昭、芥川也寸志、服部隆之、竹内国光氏らの楽曲のニュージーランド国内初演奏を行った。

 

オークランド大学で行われる最大規模のコンクールである”オークランド大学コンチェルトコンクール”にて翔之は優勝(2013年)を果たし、翌年には健斗が3位(2014年)を受賞し、兄弟ともに決勝に進出。これはコンクール史上初めてという快挙。2015年には豪華客船クイーンエリザベス号に招待されリサイタルを行い、翌月ニュージーランドの孤島ワイヘキ島の歴史あるウィッテカーピアノ博物館にて初リサイタルを行う。またデュオのみならず兄弟は室内楽を通し数々の受賞経験を持つ。シドニーで開催されたオーストラリア国際音楽祭ではエンジェルプレースシティリサイタルホールにて行われた開会式に兄弟のピアノカルテットが選ばれショスタコーヴィチのピアノ五重奏を演奏、さらには同音楽祭のゴールドアワードを受賞。2014・2015年・2016年にはニュージーランド室内楽協会コンクールにおいて3年連続の優勝を果たしアカロア国際音楽祭のアンサンブルインレジデンスに任命される。

 

2017年には東日本大震災の津波で打ち上げられた流木と陸前高田に残った"奇跡の一本松"の木片を使って作られた'TSUNAMIヴァイオリン'を使用し、復興支援チャリティーコンサートツアーをオークランド、ウェリントン、クライストチャーチのニュージーランド三大都市にて開催し、オークランドでのタウンホールコンサートチャンバーの公演は満員となった。ニュージーランドでTSUNAMIヴァイオリンが使用されたのは磯村ブラザーズが初となる。2018年には、Tsunami ヴァイオリンコンサートでの収益を東北の山田町へ寄付するために被災地を訪問し演奏を行った。

最新情報

 

Thursday@Seven コンサート。

磯村健斗がドナルド・ニコルス、マリー・ロス、ジェームス・ユーとともにThursday@Seven Spring Seriesで演奏することが決定いたしました。プログラムはブラームス、シューベルト、リルバーンなど。

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「TWELVE DOORS」発売。

世界的に知られるゲーム音楽作曲家「岩垂徳行」の作家30周年を記念したアレンジアルバムが発売されました。ドイツ人ピアニストベンヤミン・ヌス、大島ミチル、エリック・ロスなどの著名演奏・作曲家に加え、岩垂徳行自身も参加されています。磯村ショウノが企画・演奏・カバーイラスト原画・プロモーション・和訳・英訳などを担当しました。

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Dame Malvina Major Foundation Concert。

ニュージーランドを代表するオペラ歌手Dame Malvina Majorのファウン

デーションコンサートに今年も磯村兄弟がゲストアーティストとして

出演いたします。

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Chamber Music New Zealand 室内楽リサイタル。

チェンバーミュージックニュージーランド主催の室内楽リサイタル、Terry Stringer Concertに磯村翔之が参加することが決定いたしました。ニュージーランド交響楽団およびオークランド交響楽団主席・副主席メンバーとのコラボレーションによる本コンサート限りの四重奏編成になります。プログラムはシューベルト、モーツアルト、ヴィラ・ロボス、などなど。

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AYOx磯村健斗 Rachmaninov Concerto ツアー最終公演。

磯村健斗がコンチェルトソリストとして参加しているAuckland Youth Symphony Orchestraのラフマニノフツアー最終公演がオークランドタウンホールグレートホールにて開催されます。本コンサートの入場料は無料となっておりますのでこの機会にぜひおこしください!詳細はAYOの公式サイトにて。

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HUGH JACKMAN ワールドツアー NZ公演。

世界的俳優ヒュージャックマンのコンサートツアーHugh Jackman. The Man. The Music. The Show.に主席ヴァイオリニスト件アンサンブルオーガナイザー・コントラクターとして磯村翔之が参加することが決定いたしました!

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ISOMURA BROTHERS 中国ツアー 開催決定!

中国で行われるコンサートツアーの特設サイトオープンいたしました。首都師範大学、華南師範大学、華南理工大学でのリサイタル、講演会、ワークショップやマスタークラスなどを行います。リサイタルでは中央音楽学院の准教授チェン・ヤオ氏の世界初演楽曲 'Inquietude' を演奏いたします。

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ISOMURA BROTHERS「Out of the Blue」シリーズ NZ公演。

オーストラリアでのリサイタル'Out of the Blue'のプログラムを(一部変更あり)オークランドにて再び演奏します。世界的作曲家エリーナキャッツ=チェルニンによる最新楽曲のニュージーランド初演奏や日本、中国の作曲家の楽曲などバラエティに富んだプログラムとなります。

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磯村健斗(いそむら・けんと)

1991年9月、苫小牧生まれ。生後1歳でオークランドへ移住し、6歳でピアノを始める。

 

2015年、オークランド大学ピアノ修士課程を主席で卒業、現代音楽や室内楽の演奏で世界的に著名なスティーブン・デ・プレッジ氏に師事。 これまでにフランクリン・コーエン(アメリカ)、マーティン・ルンメル(オーストリア)、アレクサンダー・ゲル バート(ドイツ)、エリック・ラム(アメリカ)、フランク・チェラータ(オーストラリア)、マリー・ロス(アメリカ)など国際的音楽家との演奏経験を持ち、ソリストとしてもオークランド・フィルハーモニアオーケストラ、クライストチャーチ交響楽団、オークランド大学交響楽団、オークランド・ユース交響楽団などと共演を果たす。

 

2014年度のギズボーン国際音楽コンクールのピアノ・インターンに任命され る。 2015年、アメリカのHeifetz Music Instituteに参加。同音楽祭初のピアノ奨 学生として招待されマーク・カップラン、ダニエル・フィリップス、ティモ シー・エディー、ローレンス・ダットン、ハガーイ・シャハム、今井信子などか ら師事。フランシス講堂にてメンデルスゾーンピアノ三重奏第一番やドヴォル ザークピアノ五重奏などを演奏。テレビの公開オーディション番組"NZ's GOT TALENT"にも出演し、国内のトッ プ16に選出される。その後、同番組の特別企画"Judges Favorite Choice"を受賞 し再度演奏に招かれる。 2017年、Nelson Composer's Workshopにピアニストとして招待される。

 

現在オークランド大学の専属ピアノ伴奏者としても活動しており、国内で優秀 な音楽生徒を集めたPettman National Junior Academy of Musicの専属ピアノ伴奏 者/講師も勤める。

磯村翔之(いそむら・しょうの)

 

1993年3月、オークランド生まれ。7歳よりヴァイオリンを始める。

 

17歳でオークランド・フィルハーモニア・オーケストラ主催のKBB全国音楽コンクールを優勝、同オーケストラとのコンチェルト共演を果たし、一躍注目を集める。

 

ニュージーランド全国を始め中国、日本、ドイツ、マルタ、オーストラリアでの演奏経験を持ち、2017年には各国の国際コンクールでの受賞経験を経てアメリカやイタリアの国際音楽祭に演奏家として招待される。オークランド在学中には北京で行われたPAMS音楽祭にニュージーランド代表として招待され、室内楽リサイタル公演を行った。国内外問わず、数々のコンクールでの優勝経験を持ち、これまでにオーストリアのザルツブルグヴァーチュオーゾ国際コンクール、KBB全国音楽コンクール、オークランド大学コンチェルトコンクール、アメリカのAFAF国際音楽コンクール、ペットマンコンチェルト全国コンクール、タウランガ全国コンチェルトコンクールにて優勝。ソリストとしてはオークランドフィルハーモニアオーケストラ、オークランド大学交響楽団、アカロアインターナショナルミュージックフェスティバルオーケストラ、ロングベイチャンバーオーケストラなどと共演。様々な音楽祭にも出演し、室内楽をジョナサン・モートン、スティーブン・デ・プレッジ、クリオ・グールド、ベンヤミン・ヌス、ブリジット・ダグラスなどと共演している。

 

現在は弦楽三重奏「マッゾーリトリオ」としても精力的に活動しており2018年には自身2度目となるチェンバーミュージックニュージーランド主催のコンサートツアーを行い、2020年にはニューヨーク在住の世界的作曲家ミッシー・マッゾーリの全面協力を経て同氏の弦楽四重奏、三重奏を世界初収録したデビューアルバムをラトルレーベルより発表。

Japan Concert Series

公演情報

 

東京

ヴァイオリン&ピアノリサイタル:ニュージーランドと日本の音楽

2018年4月17日

会場 東京、カーサ・モーツアルト

開場 18:30

開演 19:00

ご予約

isomurabrothers@gmail.com

岡山

ヴァイオリン、ピアノ、室内楽リサイタル:近藤浩子x磯村ブラザーズ

2018年4月22日

会場 岡山、ルネスホール

開場 13:30

開演 14:00~16:00
ご予約

岡山シンフォニーホール チケットセンター 086-234-2010
ルネスホール 086-225-3003

直島(急遽開催決定)

ニュージーランドと日本の音楽:ミニコンサート 1日目

2018年4月23日

会場 ベネッセハウス

開場 21時

直島(急遽開催決定)

ニュージーランドと日本の音楽:ミニコンサート 2日目

2018年4月24日

会場 ベネッセハウス

開場 21時

山田町

ニュージーランドと日本の音楽:スペシャルプログラム

2018年4月26日

会場 山田町

開場 10時

苫小牧

ヴァイオリン&ピアノリサイタル:ニュージーランドと日本の音楽

2018年5月08日

会場 苫小牧、信用金庫本店2階市民サロン

開場 17:30

開演 18:00

ご予約

(株)とましんパートナーズ TEL: 0144-56-5026

​プログラム(曲目)

 

東京 ・苫小牧 公演

服部隆之・真田丸のテーマ

フリッツクライスラー・前奏曲とアレグロ(苫小牧公演のみ)

ジョンサーサス・ジェッタトゥーラ

ジョンサーサス・ギフティコ

シュウタン・JI(世界初演)​

武満徹・11月の霧と菊の彼方から。

小森俊明・ノブレス・オブリージュ

小森俊明・星々の観照(世界初演)​

芥川也寸志・ヴァイオリンとピアノのための、譚詩曲(バラッタ)

坂本龍一・戦場のメリークリスマス

パブロデサラサーテ・チゴイネルワイゼン(東京公演のみ)

岡山 公演

ジャン=マリーレクレア・2つのヴァイオリンのためのソナタ no.5

ジョンサーサス・ジェッタトゥーラ

ジョンサーサス・ギフティコ

武満徹・11月の霧と菊の彼方から。

シュウタン・JI(世界初演)​

パブロデサラサーテ・チゴイネルワイゼン

ヨハネスブラームス・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ No.1

モーリツ・モシュコフスキ・2つのヴァイオリンとピアノのための組曲

直島・山田町 公演

特別プログラム

 公演はすべて終了いたしました 

小森俊明氏の楽曲について

星々の観照

Contemplation of Stars, for Violin Solo

このヴァイオリン・ソロ曲は、2010年に化粧品開発向けの動物実験の廃止を訴えるパフォーマンス・アート作品とのコラボレーションの為に、アルト・サクソフォン・ソロ曲の姉妹作『眠っている月』とともに作曲したものであり、いずれも実験の犠牲となった動物たちに捧げられています。姉妹作のタイトルに含まれる「月」は、動物実験廃止運動においてしばしば犠牲の象徴として語られるうさぎの、誰もが知るあの言い伝えに基いている一方、本作品のタイトルに含まれる「星々」は、月のうさぎの言い伝えに発する天体的想像力に拠っています。

2011年の東日本大震災に伴って起きた福島第一原子力発電所事故により、放射能汚染地域に置き去りにされた多くの動物たちが、衰弱し、命を落としていきました。その原因が人間の非合理的な都合によってもたらされた点は、先述した動物実験と共通していると言えます。

今回、Isomura Brothersの東京公演の為に、コンサート用の楽曲として提供させていただくことが出来て感謝しています。

ノブレス・オブリージュ

Noblesse Oblige, for Piano or Keyboard

2014年春に千葉大学で行われた、「市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座 第1回 未来のエネルギーのために!!」の為に作曲したのがこの作品です。演奏は作曲者自身によって行われました。この講座は、福島原発事故独立検証委員会有識者委員会委員長、東京都市大学学長、東大名誉教授等を務められた北澤宏一先生を招いて行われました。自然エネルギー普及の為の研究をされながらも、同年中に急逝されたのは至極残念なことでした。アーティストは表現活動を通して脱原発の運動していくのが良いことだと、休憩時間中に話して下さったのを思い出します。われわれ市民は脱原発と自然エネルギー導入を目指して、極めて温厚かつ気品に溢れた科学者でいらっしゃった北澤先生のご意志を引き継いでいきたいものです。

2016年秋に改訂初演したものをさらに今回、Isomura Brothersの東京公演の為に改訂して提供させていただくことが出来て、感謝しています。

シュウ・タン氏と楽曲について

北京生まれ、ニュージーランドのUniversity of Waikato Conservatorium of Musicにて作曲を専攻。Master of Musicを主席で卒業。Xu Tangの作品は今までにアメリカ、ベルギー、中国、イギリス、ニュージーランドで演奏されている。Osmose Intermezzo International Composition Competition, Lilburn Trust Composition Competition, RMN Classical International Composition Competitionなど国内外の作曲コンクールにて全て一位入賞。現在はUniversity of Waikato Conservatorium of Musicにて博士号をProf. Martin Lodge, Prof. Gao Ping, Dr. Michael F Williamsから師事。

 

世界初演楽曲、极について

2011東日本大震災や世界で起こる様々な災害を乗り越える人々の力を表現しております。JI 极 とは極端、最上級、過激などを意味しており、想像を超える恐怖、無力さを経験しながらも人はHope - 希望やLove - 愛でそれすらを乗り越える'力’を備えている。自然からのforce - 圧力を受けても人のforce - 力、絆はそれ以上に力強い。"

ジョン・サーサス氏と楽曲について

 

1966年、ウェリントン、ニュージーランド生まれ。ニュージーランドを代表する作曲家。サーサスの楽曲はヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアを含む世界各国で演奏されている。2004年のアテネオリンピック開会式の音楽を担当。現在ウェリントンのNew Zealand School of Musicにて作曲の講師を務めると共に様々なワークショップにて特別講師として招かれる。

 

ギフティコ Gyftiko, for Solo Violin

2011年マイケルヒル国際ヴァイオリンコンクールの課題曲として作曲されたヴァイオリンソロ曲。ジプシーの雰囲気のある楽曲であり先の展開が読めない即興的アプローチのある曲。

ジェッタトゥーラ Jettatura, for Solo Piano

’悪魔の目に睨まれた物は不幸になる’という古くから存在する言い伝えの事であり、昔サーサスに様々な不運が続いた時悪魔の目に睨まれたのではないかと疑った。村の専門家に見てもらった結果サーサスは当時強い呪いに掛かっておりオーラが不透明にまでなっていたという。そう言った体験を表現した曲である。

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